JR北海道721系 ついに廃車が始まる
札幌近郊で使用されてる721系の廃車が遂に始まりました。
今回廃車になったのは長らく苗穂工場に留置されてた130km/h対応改造車のF-3016編成。
上の画像ではクハのクーラーが外され、クモハの前照灯が転用または予備確保のためか外された上に赤いカバーのようなもので覆われて解体線に入ってます。
721系は札幌近郊の電化区間の輸送力増強のために1988年から製造された車両で、今尚も札幌近郊や快速エアポートに使用されてますが、最古参の車両でも35年が経過してることや室蘭本線に導入された737系を函館本線岩見沢〜旭川間に近々置き換えることから、廃車が始まったようです。
721系はいつまで走る?
721系は普通列車用3両編成と快速エアポート用6両編成があり、今回廃車になったF-3016編成以外は全車稼働してますが、737系の函館本線岩見沢以降の運用や、快速エアポートの733系3000番台の追加増備が進むと一気に置き換えが進む可能性があります。
721系の現在の運用は?
まず普通列車用の3両編成は単独または721系同士または731系、733系、735系と共通運用で一部を除き運用はバラバラです。
時々函館本線、千歳線、学園都市線に快速エアポート編成が入るときは指定席uシートも自由席として入るのでラッキーと思うかも知れませんね。
一方で快速エアポートは733系3000番台と共通運用になってるため、見かけたり乗車の機会はまだまだ沢山あります。
721系の現在の在籍状況
◯3両編成…F-1〜6、F-8〜14、F-3015、F-3017〜3021、F-2107、F-1009(uシート組み込み)、F-5001
◯6両編成(全て快速エアポート編成uシート組み込み)…F-3101/3201〜3103/3203、F-3222/3123、F-4101/4201〜4104/4204、F-5101/5201〜5103/5203